地域とのつながり

"そこにムラタがあることが、地域の喜びと誇りになるように"

ムラタグループ最初の事業拠点として1951年に創業した福井村田製作所は、地元・福井の方々の支援を受けて半世紀以上の歴史を重ねてきました。
福井村田製作所はムラタグループの一員として、製品の提供を通じて社会に貢献するとともに、福井への恩返しを大切な企業活動の一環と考えて様々な活動を行っています。

環境美化活動

福井村田製作所では、武生事業所・宮崎工場周辺のごみ拾い、地域の公園や海岸のごみ拾い、カーブミラー清掃などの環境美化活動を年7回ほど実施しています。一部の活動は、従業員だけでなくその家族・協力会社の方々も取り組んでいます。

小学校で科学と環境の教室を実施

2007年より、地元越前市・越前町を中心とした県内の小学校を対象に「科学と環境の出前学習」を行っています。目的は、子供たちに科学のおもしろさと、身近なところからできる環境活動の大切さを伝えること。
科学学習は、自転車型ロボット・ムラタセイサク君の動きを見せ、科学の力や楽しさを子供たちに実感してもらいます。環境学習は、ゴミ削減など環境問題に関するクイズを出し合う、グループ対抗の参加型授業にしました。
福井村田製作所では、今後も地元の小学校を対象にした出前学習を積極的に行う予定です。

社外イベント

福井村田製作所は年に数回、社外イベントにも参加しています。地域の方や従業員のご家族のみでなく、幅広い方々に福井村田を知っていただける機会となっています。自転車型ロボット・ムラタセイサク君はイベントでも大人気!小さなお子様と一緒に操作デモを行います。
また、電子オルゴール教室を開催しており、電子部品をより身近に感じていただける活動となっています。

正面緑地一般開放(バラ園)

福井村田製作所の正面緑地には約130種類の樹木が植栽されています。そのうちバラは約80種類あり、5月末~6月初めの見頃となる時期に合わせて正面緑地の一般開放を行っています。開放期間中は、地域の方々や従業員のご家族の方々にも楽しんでいただいています。

正面緑地一般開放 (イルミネーション)

武生事業所と宮崎工場ともに、11月末~12月末に正面緑地のイルミネーションを行っています。高さ約20mあるシンボルツリーのメタセコイヤをはじめ、バラ園や花時計など庭園内の木々をおよそ6万球のLED電飾で飾っています。バラ園同様に一般開放を行っており、地域の方々にも楽しんでいただいています。

フードドライブの開催

福井村田製作所では年に2回フードドライブを開催しています。協力会社社員も含め従業員一丸となって取り組んでおり、食べ物だけでなく地域のニーズに合わせて文房具や洗剤などの生活用品も含めて社内で集めています。集まったものは、越前市・越前町・坂井市・敦賀市などの社会福祉協議会や子ども食堂などの団体に寄付しています。

多文化共生に向けた取り組み

福井村田製作所やその周辺地域では、協力会社などで働く外国人が多く生活しています。
特に日系ブラジル人の方が多く、文化の相互理解、安心・安全な暮らしの実現に向けて地域と連携して様々な活動に取り組んでいます。
越前市内の小中学校への通訳者の派遣支援や、小中学校・病院への多言語翻訳機の寄付、従業員向けのポルトガル語教室などを実施しています。
多くの日系ブラジル人が在籍する協力会社もまた、地域の清掃活動を行うなど社会活動に力を入れています。

未来の森、セイサク中

福井村田製作所の発祥の地、福井県越前町小曽原地区で、森林保全活動をしています。
2011年に、「水上山ふるさと小公園」として整備されていた自然公園を越前町よりお借りし、活動を開始ました。年に2回ほど従業員やそのご家族の手によって植樹や下草刈り、池やせせらぎの整備、外来種の駆除などを行っています。越前町に自生しているシャクナゲも植栽し、保護活動も行っています。

公開広場・結縁庭の一般開放

武生事業所では地域の方々や従業員の憩いの場として、2021年には西側エリアに「結縁庭(ゆいえんてい)」が完成し、2022年には正門横に「公開広場」が完成しました。結縁庭は和の雰囲気が感じられ、公開広場は夜になるとライトアップもされてとてもきれいです。どちらも美しい木々・草花に囲まれて、ベンチに座って一息つくこともできます。

その他の取組み

福井村田製作所では、他にも小学生や中学生・地域の方の事業所見学受け入れや、事業所での献血などさまざまな地域貢献活動を行っています。
また、地域の安全・防犯を目的とした防犯カメラの設置や、小学生の通学路の見守り活動も行っています。
福井村田製作所は今後も、地域の声に耳を傾け、地域に寄り添った社会・地域貢献活動に積極的に取り組んでまいります。