携帯電話やテレビ電話で使われるフィルタ、世界ではじめてチップ部品化に成功したアンテナなど、材料開発からの一貫したアプローチで、新たな製品を次々とつくり出しています。
私たちの生活に欠かすことができなくなった携帯電話やテレビ電話。これらの用途に使用される電波にはそれぞれ特定の周波数が割り当てられています。たとえば、私たちが携帯電話を使う場合には、これらのさまざまな信号の中から必要な信号だけを取り出す (フィルタリングする) 必要があります。この役割を果たす部品が「フィルタ」です。
弾性表面波 (SAW: Surface Acoustic Wave) とは物質の表面を伝搬する波のことで、この特性を応用したフィルタがSAWフィルタです。

SAW (弾性表面波) フィルタ
SAWフィルタよりも小型でかつ信頼性に優れた弾性境界波を利用したフィルタを世界に先駆けて商品化しました。

BPAW®
主に携帯電話に搭載されるデュプレクサ (Duplexer: DPX) は、機器から送信される電波と、外部から受信する電波を「同時に」やり取りするための電子部品です。

SAWデュプレクサ (アンテナ共用器)
通信のワイヤレス化にともない、電波を送受信する部品・アンテナへの需要は急激に拡大しています。金沢ムラタは1996年、セラミック誘電体材料技術と高周波アンテナ設計技術を融合させることで世界ではじめてアンテナのチップ部品化に成功するなど、時代を画する製品を開発してきました。材料開発からの一貫したアプローチで、新たな製品を次々とつくり出しています。
チップ誘電体アンテナはBluetooth®アンテナやGPSアンテナに広く使用されています。

チップ誘電体アンテナ
主に携帯電話を対象とした電波を送受信する内蔵アンテナです。

セラブリッド®アンテナ