2010年03月18日 カテゴリー:奮闘日記
3月18日(木)はれのち雨
「先日無線LANの規格で周波数についてお話したんですが・・・」
はい!電子レンジの周波数と無線LANの周波数が同じって聞いてびっくりしました!
「無線LANも電子レンジもマイクロ波という電磁波を使っているんですが、
このマイクロ波は水に吸収されやすいという性質があります。」
吸収?されてどうなるんですか?
「水に吸収されると熱に変わるんです。
電子レンジはその性質を利用してものをあたためているんですよ。」
電子レンジの中で電磁波を発生させて、
その電磁波が水に吸収されて熱にかわってあたためてる・・・ってことですか?
「その通りです。だからまったく水分のないものを
電子レンジであたためようとしてもあたたまらないんですよ。」
乾パンとか・・・
「あー、乾パンは一見水分を含んでいないようにみえるんですが、
実は水分が入ってるんです。なので多分あたたまるでしょう。」
そーなんだー。やってみよう♪♪
「この図を見てみてください。」

なんですか?これ。
「電磁波は周波数によって性質も異なり、使われる用途が違うんです。
それを簡単に図に表してみました。」
おー。わかりやすいですねー。
「この図を見てもらったらわかると思いますが、電子レンジや無線LANの周波数は
電磁波の中でとても水に吸収されやすい周波数帯なんです。
この周波数より高くなれば高くなるほど(低くなれば低くなるほど)
水に吸収されにくくなるんです。」
無線LANも水に吸収されやすいってことですねぇ。
「そうなんです!だから無線LANやBluetoothもこの周波数帯に属すので
水の中では通信ができないんですよ。」
あ・・・それ私実験したことありますー。
水中でBTのヘッドフォンが使えるか試してみたんですけどぜーんぜん飛びませんでした
そういうことだったんですね。
ところで、電子レンジはマイクロ波を出して温めるっておっしゃってましたけど、
無線LANも同じマイクロ波を出してるんですよね?
ってことはアクセスポイントに近付くとあったまったりするのでしょーか?
「いえ。無線LANのアクセスポイントの近くにいてもあったまることはありませんよ。」
なんでですか?ものは同じなんですよね???
「電子レンジから出ている電波と無線LANのアクセスポイントから出ている電波は
全然強度が違うんですよ。無線LANの最大電波強度は100mWです。
一方電子レンジは500W~1000Wくらいの電磁波が出ているんです。」
5000~10000倍強さが違うんですねー
「そうなんです。電子レンジの電磁波は外に漏れないように作られてはいますが、
無線LANの電波はとても弱いので近くに電子レンジがあると干渉しやすいんです。」
確かに、これだけ威力がちがったらちょっとしたことで影響受けちゃいそうですよねー。
それにしても、データを飛ばしたり通信する機能と
ご飯を温める機能が同じものを使っているっておもしろいですねー。
「電磁波には他にも種類があるんです。次回はちょっとその辺のお話をしますね。」
はいっよろしくお願いします