2010年07月20日 カテゴリー:奮闘日記
7月20日(火)はれ
「前回までセキュリティのお話をしていましたが、
セキュリティの設定や認証の仕方についてはご存知ですか?」
・・・。
セキュリティの設定ってどこでするのかとか、
どうするのかとかよくわかってません
「確かに、まだセキュリティの認証の仕方とか
設定の方法って難しいイメージがありますよね。」
はい。
その難しさがなかなか一般的にWi-Fiが普及しきれてない問題なのかなーって思います。
お子様やご年配の方にもWi-Fi使ってもらう為には
そのハードルをもっと低くしたいですよねー。
「ふふふ。」
な、なんですか?!師匠。
「いや、そのハードルを低くするための技術はどんどん出てきてるんですよ。」
え!そうなんですか!!
「はい。WPSっていう言葉聞いた事ありますか?」
WPS...あぁ、なんかうっすらと記憶に・・・
「下の図を見てみてください。」
「セキュリティのかかっている機器の通常の接続では、
①SSIDの入力②パスワードの入力という操作が必要だったんです。」
ちょっとめんどくさいですよねー。
しかもその設定画面がどこにあるのかもわからないんですよー。
「そうですよね。ところがWPS(Wi-Fi Protected Setup)は
機器についているボタンを押すだけで接続可能なんですよ。」
え?!ボタン1つで???
「はい。WPSボタンがある機器同士を接続する場合、
同時にWPSボタンを押すだけで接続可能なんです。」
えーーーー!!! なんでー?
なんでそんなことが可能なんですか?! 魔法?!
「いえ・・・違います。通常接続はパスワード等同じ情報を入力することで認証をしますが、
WPSは接続するタイミングを合わせて認証を行います。」
「WPSボタンを押すと、近くにWPSボタンが押されている機器がないかを探しに行くんです。
見つかったら、APに設定されているSSIDとパスワードの情報が
つなげたい機器に自動的に転送され、接続設定が完了する仕組みです。
タイミング合わせるって同時にボタンを押さないとだめなんですか?,それ焦りますね・・・
「まったく同時じゃなくても大丈夫ですよ、数十秒くらいのずれなら大丈夫です。」
なるほど、すごく簡単だけど、セキュリティがゆるくなっちゃうんじゃないですか??
自動的に認証されちゃうなんて・・・なんかこわいです。
「WPSは短い時間でタイムアウトしますし、
1回の操作で1個の機器としかつながらないので大丈夫ですよ。」
ふーん。ってことはWPSって1対1しかできないんですか?
「いえ、1回の操作で1個の機器というだけで、複数台をつなげることも可能ですよ。」
これなら誰でも簡単にWi-Fi接続できそうですね。
「はい。しかも、WPSのいいところはキーボードや
ディスプレーのない機器でもWi-Fi接続できることです。」
どういうことですか?
「パソコンやスマートフォンにはキーボードやディスプレーがあるので
SSIDやパスワードの入力はできますが、
例えば体重計のようなキーボードのないものもボタン1つでWi-Fi接続できるんですよ。」
なるほどー。WPSボタンがあればいろんなものをWi-Fi接続できますね。
今後どんどん増えていきそうで楽しみですね。
「本当ですね。ところで、WPSと同じような機能を持つものにAOSSという規格もあります。」
え?それどう違うんですか?
「機能としてはほぼ同じで、AOSSもAOSSボタンを押すと自動的に接続できます。
AOSSの方がWPSより早くできた規格です。
AOSSはバッファローが開発した規格で、WPSはWi-Fi Allianceの公式規格なんです。」
なるほど、作った団体の違いってことなんですねー。
こういう便利な仕組みがどんどんできてくれるのはうれしいですね。
「はい。沢山の方がWi-Fiをもっと身近に感じてくれるようになるといいですね。」
ということで、今日はWPSのお話でした~。みなさんわかりましたか??