2010年08月24日 カテゴリー:奮闘日記
8月24日(火)はれ
「今日は少し専門的な話をしますよ。」
え!?難しいお話ですか?
「無線LANのデータレートのお話です。」
データレートってなんですか?
「教えてなかったっけ・・・?」
「データレートは、bps(ビット / 秒)で表され、1秒間で送れるデータの量のことです。」
1秒間に何ビット送れるか?ってことですか?
「その通りです。無線LANのデータレートは、例えば11bなら最大11Mbps、
11gで最大54Mbps、11nの場合は理論上は最大600Mbps出ますが、
製品化されているものでは最大で300Mbpsですね。」
無線の種類によってデータレートが決まっているんですね。
「はい。理論上はこのデータレートが通信速度ということになるんですが、
実際にはこの速度は出ていないんです。」
え?どういうことですか?
「このPCには11gが搭載されています。
例えば、村田のHPから製品カタログをダウンロードしてみますね。」
ふむふむ。
転送率2.20MB/秒ね。
「1バイトは8ビットなので、1秒あたり17.6Mビットのデータを送ってるってことですね。」
1秒に17.6Mビット???
・・・遅くない?!
だってさっき54Mbpsって言ってましたよねー?
「はい。このように実際には半分以下の速度しか出ていないんですよ。
11gだと出て20Mbps、11nだとオプションを全てつけた状態で130Mbpsくらいですね。」
そ、、、それって、、、、詐欺じゃないのーーーーー?!
「落ち着いて下さい。
無線LANの通信速度が理論値よりも遅くなるのには理由があるんですよ。」
なんだ、理由があるんですね(ホッ)
「以前、 この記事でUARTの通信のお話をしましたよね?」
はい、ありましたねー(懐かしい)
「あの時、送るデータの前後に
スタートビットとストップビットを付けて送るという説明をしたと思います。」
あ!間違いを少なくするために付けるんですよね?
「はい。そうです。そのように送るデータ以外にも
いろんな情報を追加してデータを送っているんですよ。
無線LANの通信の場合はそれ以外にも例えばデータの宛先のアドレスなど、
沢山の情報を追加して送っているんです。
そのために、通信速度が理論値よりも下がるんです。」
へー。そういうことなんですねー。
「でも、これだけで通信速度が半分以下になるわけではありません。
他にも無線LAN特有の仕組みがあって通信速度を下げています。」
まだあるんですか?!無線LANって大変。。。
「それについては次回ご説明しますね。」