2010年01月14日 カテゴリー:奮闘日記
1月14日(木)はれ
RFテストツールのお話も終わったし、Wi-Fiドライバパッケージのお話もひと段落しましたね
「はい。Wi-Fiについてだいぶ理解できてきましたか?」
いや...実は...なんとなくはわかるんですけど、
やっぱり無線の世界ってよくわかってないことも多いんですよ。
「な、なんと!!(ショック)」
私、無線のこと勉強したりお仕事してても、まだまだ自分の生活の中には
無線ってほとんど入ってきてないんですよ。
それに世の中にどんどん無線製品が普及してきてても、うちの母親なんかにしてみたら
無線LANもBluetoothもよくわからないって感じなんですよねー。
「あー、確かに。。。まだまだ一般家庭には普及してなかったり、
うまく使いこなせていなかったりするのかもしれませんね。」
でも、やっぱりWi-FiとかBluetoothとか無線機能ってすごく便利だし、
もっともっといろんな可能性があると思うんですよ。「もちろんです!無線が普及すればこれまで以上に便利な世の中に
なっていくと私も確信していますよ。」
だからこれからはこのブログでも基本的な無線のお話とか、
これから無線業界がどうなっていくかとかそういうことも
教えてほしいなぁって思ってるんですよ★
「それは、いい心がけですね。じゃあ一緒に勉強していきましょう!」
はい!あまり専門的じゃない話も増えるかもしれませんが、
みなさんにもっと無線の便利さを感じてほしいですね。
「ほんとうですね!
私もWi-Fi大使として少しでもWi-Fiの普及に貢献していきたいです!」
師匠!!いつからWi-Fi大使になったんですか?!
ふふふ・・・
~師匠の部屋~
私はWi-Fiを応援しています
2010年01月06日 カテゴリー:奮闘日記
1月6日(水) はれ
みなさま、新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。
師匠!インドネシアはどうでしたか?
「すごくよかったですよ!現地の人にも優しくしてもらってとても楽しい旅行でした。」
それはよかったですねー。
「でも、、、トイレの水とお風呂の水が共用でびっくりしましたよ」
えっ!トイレの水で体洗うんですか!!
「まぁ。でもきれいな水なんですよ。」
新しい経験を積まれて、師匠さらに貫禄が出てきましたねぇ(しみじみ)
「では今年もはじめましょうか。前回はTxTestについてお話しましたので、
今日はRxTestのお話をしますね。」
はーい!!
「Rxtestは受信のテストなので、もう一台電波を出す機械をつなげる必要があります。
今日はWi-Fiボードちゃん(女)にご協力いただきましょう。
WiFiボードちゃんは私が操作しますね。」
おお!Wi-Fiボード女の子版もあったのですね!
(えへ)
「つなげたら、Wi-FiボードくんでRFテストツールを立ち上げて、
RxTestのタブの画面を見て下さい。」
はい!立ち上がりました。
【RxTestの画面】
「ところで、パケットという言葉はわかりますか?」
携帯のメールとか送る時もパケットっていう単位使いますよね?
「そうですね。パケットとは情報を伝送する時の単位のことで、
ビットかのデータのまとまりのことを言います。では一度データを受信してみましょう。」
どうやって受信するんですか?
「画面の中にあるCountStartボタンを押してください。」
ぽちっ
「次にWi-Fiボードちゃんからデータを送信します。」
ごそごそ・・・(師匠の操作)
「はい、送信終わりました。ではCount Stopボタンを押してください。」
ぽちっ
「では、WiFiボードくんの画面を見てみて下さい。」
あっ!!さっきまで数字の入っていなかったgood packetや
error packetに数字が入ってますよ!!
「はい。今受信したデータの情報が入ってるんです。
good packetとはエラーのないパケット、error packetはエラーがあるパケットのことです。」
Total Count100のうち、いくつがエラーのあるパケットで
いくつがエラーが無いかがわかるってことですか?
「その通りです。あとLost packetとは、トータルパケットからエラーパケットと
good packetを引いた値で、ちゃんと届かなかったpacketのことですね。
受信感度が悪いとerror packetやlost packetが増えるんですよ。」
エラーパケットの数がいくつ以下じゃないとダメとかそういう試験があるんですか??
「いえ、電波法の試験には受信感度は関係ありません。
電波を受信した時、不要な電波が出ている時があるのですが(不要輻射といいます)
その電波が強すぎないかどうかを見るだけです。」
電波法は受信感度の試験ではないってことなんですね。
それにしてもRFテストツールを使うと、受信の試験も簡単操作でできましたね♪
「はい!電波法の試験ツールとしてとても使いやすくて便利なんですよ。
RFテストツールのことわかってもらえましたか?」
はーい
【Wi-Fiボードちゃんとボードくん接続風景】 ~師匠の部屋~
(食べられません)
2009年12月25日 カテゴリー:奮闘日記
12月25日(金)はれ
今日はクリスマス
ですね
「会社も明日からお休みですね」
師匠はお休みはどう過ごされるんですか?
「インドネシアに行く予定です。」
インドネシアですかー。いいなーあったかそー
「ボロブドゥール遺跡にも行くつもりです」
おお!もしやまた修行ですか?!
「ふふふ。内緒です。」
・・・
「今年は沢山お勉強しましたね。」
はい!我ながらがんばりました!!
来年もよろしくお願いします★
みなさまも、よい年をお迎えください。
そして、来年も無線LAN奮闘記をよろしくお願いします。
~師匠の部屋~
師匠、良いお年を~♪
2009年12月18日 カテゴリー:奮闘日記
12月18日(金) はれ
「やっと今日からRFテストツールを使えますよ。」
わーいRFテストツールってどんなものなのかずっと気になってたんですよー。
やっと触れる♪
「はい。これを使うために今まで電波のこととかお話してましたもんね。」
ほんと 長かったー
「単純に操作するだけじゃ意味がわからないので、
ちゃんと理解して使ってもらいたかったんです。」
さすが ししょー。(まじめー)で、このRFテストツールって何するものなんですか?
「無線を搭載した製品を作ったり売ったりする時には、
電波法という法律で定められた条件をクリアしなければいけないんです。」
え?法律で定められてるんですか?!
「はい。電波の性能を試験して合格したものだけが製造・販売することが
許されているんです。
で、その試験で必要な項目を試すことができるソフトがRFテストツールなんです。」
なるほどー!模擬試験ができちゃうってわけですねで、どうやって使うんですか?
「まず、RFテストツールのプログラムファイルをWiFiボードくんにコピーします。
これはWi-FiドライバソフトをCDからインストールした時に自動的に
パソコンにインストールされています。
RFTestTool.exeとTestCmdDll.dllの二つをWiFiボードくんの
Windowsフォルダににコピーしてください。」
コピーコピーっと...できました!!
「次にW-LAN Loaderを立ち上げて下さい。」
はい! 立ち上げました。(楽勝!)
「では、今つながっているアクセスポイントとの接続を切ってください。」
え? 今立ち上げたところなのにもう切るんですか?
「無線LANは立ち上げたまま、アクセスポイントとの接続だけを切るんです。」
???意味わからない...
「今からテスト用の電波を出します。
その時はアクセスポイントとの接続は切断する必要があるんです。
でも電波は出すので電源は切らないでください。」
なるほどー。
「次に、RFテストツールのアイコンを立ち上げて下さい。」
W-LAN Loaderのアイコンと似てますね。
「間違えないでくださいね。」
なんか小さい画面が立ち上がりましたよ!
【RFテストツールの画面】
「はい。この画面の中にタブが4つありますよね?」
TX TestとRX TestとTx Multi PacketsとAboutの4つですね。
「そうです。このTxというのが送信という意味で
電波を出すテストをする時に使います。
Rxは受信で、電波の性能を測定する時に使います。
Tx Multi PacketsはRxテストをする時に使う付属的なもので、
Aboutはバージョン情報です。」
主に使うのはTx TestとRxTextなんですね?
「はい。電波法の試験の時はこの2つだけ使います。」
今からテストするんですね。で、どうやってテストするんですか??
「はい。ここにスペクトルアナライザという周波数の測定器があります。」
おー、なんか高そうな機械―。(高そうな名前―)
「高いですよ。(壊さないでくださいね)」
「この測定器でWi-Fiボードくんから出る電波を測定します。
その為に、まずWi-Fiボードくんと測定器をRFケーブルでつなぎます。」
えーっと、Wi-Fiボード君のどこに挿せばいいんですか?
「評価ボードの上にある、RFスイッチコネクターに挿してください。」
おお、 こんなところに穴があったなんて気づきませんでした。
「これは電波の経路を切り替えるスイッチなんです。
ここにケーブルを挿して測定器とつなげることで電波が他に漏れるのを防げます。」
へー。でも、ケーブル使わなくても電波って飛んでるから拾えるんじゃないですか?
「あぁ、ここは他にも沢山の電波が飛んでいるんですよ。
なので他の電波が入ってこないようにケーブルでつなぎます。」
確かに...うちの部門アクセスポイントだのなんだのいっぱいありますもんね。
「つなげたらWiFiボードくんの画面を見て下さい。」
このMAC Addressってなんですか?
「それは評価ボードの固有のアドレスです。」
じゃあchannelはなんですか?
「これは周辺にある電波がぶつかりあわないように設定するものです。
W-LANは使う周波数に幅があって、channelごとに周波数が違うんですよ。」
なるほどー。周りの人と違うchannelを使ったらいいってことですか?
「はい。今回はとりあえずch7を使いましょう。ではまずCarrierにチェックしてください。」
あ、なんか一本立ちましたよ!
「はい。これは変調のかかっていない一定の波を送っているんです。
次はContinuousにチェックしてみてください。」
山みたいな形になりましたね。
「これは変調しているデータを送っている状態です。」
ところでこのDatarateってなんですか?
「これは通信速度のことで、1、2、5.5、11mbpsを選択すると11bの、
6、9、12、18、24、36、48、54を選択すると11gの電波を飛ばすことができます。」
11b?11g? なんですか?それ...
「無線の規格の1つです。
IEEE802.11bとかIEEE802.11gという言葉は聞いた事ありますか?」
あー、なんとなく聞いた事あります。無線にもいろいろ種類あるよってやつですよね。
「はいそうです。
それぞれに特徴があって、11bと11gは周波数帯は一緒なんですが通信速度が違います。」
なるほど、だから通信速度が遅い方が11bで速い方が11gってことなんですね。
「11bと11gでは波の形が違うので見比べてみてください。」
11bの方は丸い山型で11gの方は富士山の絵みたいに上が平らなんですねー。
なんかおもしろい。
「最後はBurstにチェックを入れて下さい。これは電波を出したり出さなかったりしています。
測定器の横軸を時系列に設定すると様子がわかりやすいですよ。」
なんじゃ!このギザギザ!
「このギザギザの下がっている方が電波を出してない時の状態です。」
Rxtestは3種類の電波が出せるってことですね?「はいそうです。今日のところはこのへんにしておきましょう。」
なんか、いろんな電波の形を見た1日でしたね。。。
【Continuousの11gの波形です】 【Burst(ギザギザ)の波形です】
2009年12月09日 カテゴリー:奮闘日記
12月9日(水) はれ
前回までは有線での通信の仕方についてお勉強しました
今日は無線についてのお勉強です。
「有線の通信は0と1という信号を直線で表していましたが、
無線の場合、信号を波状で送ります。」
波状...それって1とか0とかわかりにくくありません??
どうやって見分けるんですか?
「いいことに気づきましたね。
無線では0か1かを区別するために変調という方法を使います。」
変調?
「変調とは情報を伝送するために電波の状態を変えることを言います。
変調には3つの方法があります。今日はその3つの変調について説明しますね。」
はいっ
「まず一つ目は『振幅(しんぷく)変調』です。
これは波の大きさを変えることによって情報を伝達する方法です。
AMラジオ等に使われている方法です。」
大きさによってと言われても...イメージがつかみにくいです
「では、図に描いて説明しますね。」

【振幅変調】
おお!絵になってるとわかりやすいですねー
「二つ目は『周波数変調』です。
これは周波数の横幅を変えることで情報伝達する方法です。
これも図で説明した方がわかりやすいので図であらわします。
FMラジオで使われている方法ですね。」
【周波数変調】
ほんとだ!横幅の違いで0か1か区別できますね!!
「最後は『位相変調』です。」
位相??? 聞いた事ない言葉ですね。
「位相というのは一定の周期の波のことを言います。
この波形をずらすことによって変化させ、情報を伝達する方法が位相変調です。」
ずらすってどういう風にですか?
「まぁ、下の図を見てみて下さい。」
【位相変調】
なるほど、少し左にずらす事によって周期に変化をもたらしているんですね。
「はい、そうです。
このようにして波状の電波でも情報を伝達することができるのです。」
波状で情報を送るってどうするんだろう?って思っていたけど、
こんなにいろいろな方法があるんですね。
「はい。無線では、この3つの変調のどれかか、
組み合わせることによって情報を送っているんです。理解できましたか?」
はい!(なんとなく)わかりましたー