Japan / MURATA MANUFACTURING CO., LTD.
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RFIDタグ対応の高周波応用部品「マジックストラップ®」を商品化

2008年5月29日

株式会社村田製作所
代表取締役社長 村田 恒夫

LXMS31シリーズ

マジックストラップ®−LXMS31シリーズ−

要旨 (株) 村田製作所はRFIDタグを簡単に実現できる高周波応用部品「マジックストラップ®」を商品化しました。
背景 電子機器のリコール、廃棄家電の問題などにより、業界において、製造から廃棄に至る製品のライフサイクルを正確かつ効率的に管理することが求められています。
このような仕組みの導入は廃棄家電の不法投棄に抑止効果を発揮することはもとより、リコールが必要になった場合でも対象ロットをより絞り込んで迅速に効率的に回収することが可能になります。回収対象を限定することによるメリットは大きく、消費者への通知、アフターサービスやメンテナンスなど、利用者の利便性も大幅に向上することが期待できます。
こうしたシステムの構築には、従来の技術では個別ID情報の装着が難しかった対象物にも個別IDを付加し、製造工程履歴などの情報をより細かく書き込み、かつ容易に読み取れるようにすることが必要です。一方で、現在主流となっているバーコードには読取率と読取の容易性の確保、RFID用ICには実装スペースの確保やアンテナ設計、インピーダンスマッチング設計、高周波回路設計に専門の知識が必要であることなどの課題があり、本格的導入が進んでいないのが現状です。
当社が開発した「マジックストラップ®」は、これらの課題をクリアし、履歴管理 (トレーサビリティー) の向上に貢献します。
用語説明 「マジックストラップ®」とは、当社の高周波フィルタ技術を応用展開した製品で、多層技術を用いて、LCフィルタやコイルなどを内蔵する高周波デバイスです。現在主流となっているRFIDソリューションのように、ICを直接アンテナに搭載するのではなく、フィルタ機能を保有する「マジックストラップ®」にICを内蔵することで、実装コスト、インピーダンス設計など、様々な問題を解決し、RFID機能の導入を容易にすることができる従来になかった電子部品です。
特徴
  • 接着剤や両面テープ等の非導電性材料でRFID用タグへの実装が可能。
  • 電子機器のPCB基板へはリフローはんだで実装頂けます。
  • インピーダンスマッチング機能、広帯域化回路を内蔵し、ひとつのRFIDタグデザインで世界 UHF帯 (860M〜960MHz) に対応。
  • リファレンス・デザインを利用することで、アンテナの設計そのものが不要。
  • 電子機器のプリント基板に実装する場合、グランド面を放射板 (電磁波を空間から受領しかつ放射する導電性材料) として利用することで大幅なスペース削減が可能。
  • 読取可能距離は10cm幅の物流タグやプリント基板への搭載時で約5m。
用途
  • 電子機器のライフサイクル管理、工程履歴管理
  • その他の物流管理 等
品番 LXMS31シリーズ
特性図 プリント配線基板への実装時の特性例
外形寸法図
生産体制 7月より月産200万個を予定、将来的には1000万個をめざす
サンプル価格 50円/個 (100個発注の場合)
特許関係 105件出願中

お問い合わせ先

京都府長岡京市東神足1丁目10番1号
広報部長 大島 幸男
TEL: 075-955-6786/FAX: 075-955-6526

NOTE
ニュースリリースの内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合がありますのでご了承 ください。
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