Japan / MURATA MANUFACTURING CO., LTD.
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世界初!静電容量の新規格に準拠したデカップリング用積層セラミックコンデンサ「GWシリーズ」の商品化

2010年1月28日

株式会社村田製作所
代表取締役社長 村田 恒夫

GWシリーズ

要旨

村田製作所グループ (以下、ムラタ) はこのたび、世界で初めて電子情報技術産業協会 (JEITA) の暫定新規格であるJEITA RCX-2326 (電子機器用固定コンデンサ-表面実装用積層磁器コンデンサ種類2A) に準拠した積層セラミックコンデンサ「GWシリーズ」を商品化しました。当規格は実使用条件下 (温度と直流電圧が印加された状態) での静電容量を規定しており、GWシリーズでは、従来の積層セラミックコンデンサより、実条件下で高い静電容量を得ることに成功しております。そのため、CPUなど、低電圧駆動デバイスの電源回路で使用されるデカップリングコンデンサに最適です。

また、通常の2端子構造に加え、LW逆転構造や3端子構造の採用により、広い周波数帯に渡って低インピーダンスを実現しており、部品点数の削減によるセットの大幅な小型化に貢献します。

背景

セラミックコンデンサに用いられるチタン酸バリウムなどの強誘電体材料は、静電容量の電圧依存性があるため、公称静電容量と実使用時の静電容量 (実効容量) との差が問題視される場合があります。

このため、実使用条件に近い形で静電容量を表記することによって、より使いやすいセラミックコンデンサを市場に提供することを目的とし、2007年にJEITAより新規格JEITA RCX-2326が発行されました。

ムラタは世界で初めてこの規格に準拠した製品の商品化に成功しました。

特徴

  • JEITA RCX-2326 (電子機器用固定コンデンサ-表面実装用積層磁器コンデンサ種類2A) 準拠 (世界初)
  • 電源電圧デカップリング回路での実使用条件下での最低容量を保証 (温度範囲-25℃〜105℃直流電圧1.25V、交流電流100mVrms印加状態で−20%以内)
  • LW逆転構造、3端子構造の採用で、広帯域にわたって低インピーダンスを実現
  • 大容量と低インピーダンスの特性を兼ね備え、広帯域のデカップリングコンデンサに最適
  • 静電容量は3タイプとも100μFを実現しており、LW逆転型、3端子型での100μFは世界初

用語説明

磁器コンデンサ種類2A: 磁器コンデンサ種類2のコンデンサで、実効静電容量を規定するコンデンサ

用途

CPU、FPGAなどのLSIや、低電圧駆動デバイスの電源回路

品番

  • 2端子型: GWM32RJ10E107Y
  • LW逆転型: GWL4VCJ10E107Y
  • 3端子型: GWF4VCJ10E107Y

特性図

周波数 インピーダンス特性 (DC1.25V印加時)

周波数 インピーダンス特性 (DC1.25V印加時)

電気的性能

静電容量

100μF (直流電圧1.25V、交流電流100mVrms印加状態。 容量偏差+30%–20% −25℃〜105℃)

定格電圧

DC2.5V

使用温度範囲

-25℃〜105℃

外形寸法図

GWM

GWM: L=3.2±0.3 W=2.5±0.3 T=1.8max (単位: mm)

GWL

GWL: L=2.0±0.3 W=4.0±0.3 T=1.8max (単位: mm)

GWF

GWF: L=4.0±0.3 W=2.0±0.3 e=1.5±0.3 T=1.8max (単位: mm)

生産体制

2010年1月より生産開始

お客様からのお問い合わせ先

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お問い合わせ先

広報部企業広報課
TEL: 075-955-6786/FAX: 075-955-6526

NOTE
ニュースリリースの内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
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