2010年4月30日
株式会社村田製作所
代表取締役社長 村田 恒夫

株式会社村田製作所ではチップタイプのサーミスタとしては世界初となる抵抗値偏差、B定数※偏差ともに±1%未満の超高精度チップサーミスタNCPシリーズ (NCP##XH103D、NCP##WB473D、NCP##WF104D) を商品化しました。
高温での検知温度誤差を小さくすることが可能となり、高温での設計自由度が広がります。
近年、電子機器の小型軽量化、高性能化に伴い、回路の熱対策が非常に重要となってきています。チップNTCサーミスタは、セット内部が比較的高温になりやすいモバイル機器や二次電池、自動車などの温度検知デバイスとして、広く用いられています。
これまで当社は独自の製品構造と生産方式によって、抵抗値偏差、B定数偏差が±1%のチップサーミスタを商品化しておりましたが、今回、セラミック材料プロセス、積層加工プロセスの高精度化を実現することによって、抵抗値偏差、B定数偏差ともに±1%未満の超高精度チップサーミスタNCPシリーズ (NCP##XH103D、NCP##WB473D、NCP##WF104D) を商品化することができました。
今回商品化した超高精度チップサーミスタNCPシリーズを用いることで、高温での検知温度誤差を小さくすることが可能となり、過熱による異常検出の設計マージンが小さくできます。また、定格上限に近い温度でも安定した動作が可能となり、さらに温度が上昇して定格を超えた場合には正確に温度上昇を検知することができるため、温度に対してより高性能な回路を組むことが可能となります。
| B定数 | 温度に対する抵抗変化の大きさを表す定数 |
|---|
http://www.murata.co.jp/products/design_support/mcnvs/index.html
など
| NCP18XH103D03RB | NCP15XH103D03RC | NCP18WB473D03RB | NCP15WB473D03RC |
| NCP18WF104D03RB | NCP15WF104D03RC |
| NCP18XH103D0SRB | NCP15XH103D0SRC | NCP18WB473D0SRB | NCP15WB473D0SRC |
| NCP18WF104D0SRB | NCP15WF104D0SRC |

| チップサイズ | 品名 | 抵抗値 | B定数 | 使用温度範囲 |
|---|---|---|---|---|
| 1005 | NCP15XH103D03RC | 10kΩ±0.5% | 3380K±0.7% | -40〜+125℃ |
| 1608 | NCP18XH103D03RB | |||
| 1005 | NCP15WB473D03RC | 47kΩ±0.5% | 4050K±0.5% | -40〜+125℃ |
| 1608 | NCP18WB473D03RB | 4030K±0.5% | ||
| 1005 | NCP15WF104D03RC | 100kΩ±0.5% | 4250K±0.5% | -40〜+125℃ |
| 1608 | NCP18WF104D03RB | 4200K±0.5% |
| チップサイズ | 品名 | 抵抗値 | B定数 | 使用温度範囲 |
|---|---|---|---|---|
| 1005 | NCP15XH103D0SRC | 10kΩ±0.5% | 3380K±0.7% | -40〜+150℃ |
| 1608 | NCP18XH103D0SRB | |||
| 1005 | NCP15WB473D0SRC | 47kΩ±0.5% | 4050K±0.5% | -40〜+150℃ |
| 1608 | NCP18WB473D0SRB | 4030K±0.5% | ||
| 1005 | NCP15WF104D0SRC | 100kΩ±0.5% | 4250K±0.5% | -40〜+150℃ |
| 1608 | NCP18WF104D0SRB | 4200K±0.5% |

100k個/月で量産中
30円
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