Japan / MURATA MANUFACTURING CO., LTD.
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世界最小水準の回路規模・消費電力! MP3デコーダ向け演算処理IPコアの開発

2010年6月4日

株式会社村田製作所
代表取締役社長 村田 恒夫

要旨

株式会社村田製作所はマセマテック株式会社と共同で、従来の一般的なソフトウェア処理と比較して、約1/10以下の消費電力で動作する、MP3デコーダ向け演算処理IPコアを開発いたしました。

概要

携帯オーディオプレイヤー、携帯電話など、バッテリ駆動を前提とした音楽再生機能を持つモバイル機器が普及し、また、その高機能化が進んでいる中で、これらの機器の消費電力をいかに低減するかが昨今の大きな課題となっています。

この度当社は、独自の専用ハードウェア処理によりMP3デコーダ内部の演算処理負荷を大幅に低減する※1演算処理IPコアを開発しました。

当社独自アーキテクチャによる回路最適化に加え、マセマテック株式会社の回路圧縮技術Spinor®の適用により、回路規模・消費電力いずれもこの分野での世界最小水準を達成しています。※2

お客様へは合成可能なソフトマクロセルとしての提供を予定しております。また、特定プロセスでの最適化を図ったハードマクロセル化も含め、ご要望には柔軟に対応致します。

特徴

  • 従来ソフトウェア処理※3と比べ、約1/10の超低消費電力
  • 32000ゲート+76kbitRAMの小回路規模
  • IBM9SFLPプロセスでの実装時で0.35mWの低消費電力
  • 6MHzクロックにて各種MP3ビットストリームのリアルタイムデコード可能

基本仕様

対応規格: MP3 (ISO/IEC11172-3, ISO/IEC13818-3)
クロック: 20MHz以下 (6MHzでリアルタイムデコード可)
回路規模: ロジック回路 約32000ゲート、RAM 76kbit
消費電力: 0.35mW (44.1kHz 128kbps Stereo、IBM9SFLP実装時)

生産体制

提供開始時期: 2010年7月〜

注釈

※1 MP3デコーダ前段処理部分 (ヘッダデコード、ハフマン復号) はソフトウェア、もしくはハードウェアで、お客様側で実装して頂く前提です。ご希望により本部分の実装の技術サポートも対応致します。
※2 IBM9SFLPプロセスにて実装した場合の評価結果
※3 当社調査及び実測結果に基づき、従来ソフトウェア処理の当該消費電力を約4mWと仮定

マセマテック株式会社

商号 (英語名): マセマテック株式会社 (Mathematec Corporation)
本社所在地: 〒103-0027 東京都中央区日本橋1-18-14 第3正明ビル8階
設立: 2000年4月13日
資本金: 214,925,000円
事業内容: システムLSIとFPGAの回路縮小技術の研究開発とその事業化。
数理科学とテクノロジーを融合させ、性能、価格比を飛躍的に改善する基本回路の設計。

Spinor®はマセマテック株式会社の登録商標です。

お客様からのお問い合わせ先

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お問い合わせ先

広報部企業広報課
TEL: 075-955-6786/FAX: 075-955-6526

NOTE
ニュースリリースの内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
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